スポーツ選手の肘の怪我
体を酷使することが多いスポーツ選手ですが、特に肘の部分の怪我が頻繁に見られます。この部分の怪我は、スポーツ選手の中でも野球選手が発症しやすい特徴があります。テニスプレイヤーにも見られる傾向が強めです。
野球選手の場合だと、肘離断性骨軟骨炎という怪我が有名です。該当する関節部分に異常が起こり、関節がスムーズに動かなくなってしまうのが特徴的です。このまま放置して無理に動かしていると、靭帯を損傷するなどの大きなリスクを伴うため、早めに治療して改善を目指すことが大切です。症状が軽い状態できちんと治すことで、復帰できる確率が高まります。
大人だけでなく、未成年の野球選手にも見られる症状ですので、注意が必要です。上腕骨外側上顆炎はテニスプレイヤーが発症しやすい症状です。肘の外側に違和感があるのが特徴です。テニスをプレイしていない人でも発症する例が多く、重いものを持ったり、スマートフォンやパソコンなどの操作で負担がかかるとなりやすい症状です。