ねん挫は起こりやすい怪我の一つ

サッカー

サッカーやバスケットボールなどの激しい接触を伴うスポーツでは、選手が頻繁に怪我をするリスクがあります。その中でも特に多いのがねん挫です。関節に過度の力が加わることによって、靭帯や周辺の組織が損傷を受ける怪我です。

この怪我は、選手が相手の足を踏んでしまったり、急な方向転換や着地時の不安定な動きによって発生します。長期的な離脱を必要とすることは少ないですが、再発しやすい特徴があるため、日々のケアが重要です。

通常、関節が正常な可動範囲を超えて無理に引っ張られることで起こります。サッカーでは、選手がボールを奪い合う際に相手の足を踏んでしまうことがよくあります。この瞬間に足首が不自然な方向に曲がり、靭帯が伸びたり切れたりするのです。バスケットボールでも同様に、リバウンドを取る際に他の選手の足に着地してしまい、足首を捻ることが多々あります。

主な症状には、痛み、腫れ、内出血、関節の不安定感があります。軽度のねん挫では、靭帯が軽く伸びただけで、少しの痛みと腫れが見られます。中度から重度のねん挫になると、靭帯が部分的または完全に断裂し、強い痛みと著しい腫れが生じます。また、関節を動かす際の不安定感や、関節がぐらつく感じがすることもあります。

バスケットボール

治療には、まずRICE療法が基本となります。RICEとは、Restで安静、Ice冷却、Compression圧迫、Elevation挙上の頭文字を取ったもので、これらを実施することで腫れや痛みを軽減し、早期回復を促進します。

怪我をした部位を動かさず、負荷をかけないようにします。これにより、さらに損傷が広がるのを防ぎます。氷や冷却パックを使って、怪我をした部分を冷やします。冷却は腫れを抑え、痛みを和らげます。1回あたり15〜20分、1日に数回行うのが理想です。弾性包帯や専用のサポーターを使用して、患部を圧迫します。これにより、腫れを抑え、関節の安定性を保つことができます。怪我をした部位を心臓より高い位置に保ちます。これにより、血液や体液が患部に溜まりにくくなり、腫れを軽減します。

ねん挫は再発しやすい怪我の一つです。特に、最初のねん挫を軽視し、適切な治療やリハビリを行わないと、靭帯が完全に回復せず、関節の不安定感が残り、将来的に再度ねん挫を起こすリスクが高まります。そのため、以下のような長期的なケアと予防策が重要です。

サッカーやバスケットボールなどの接触を伴うスポーツにおいて非常に一般的な怪我であるねん挫ですが、適切なケアと予防策を講じることで、そのリスクを大幅に減らすことができます。日々のトレーニングや試合中においても、選手自身が自分の体を大切にし、怪我を予防する意識を持つことが重要です。適切なケアを続けることで、スポーツ選手は長期的に健康で活躍し続けることができるでしょう。

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